脳卒中の早期発見キーワードは「BEFAST」! 気づいた人がヒーローです
「なんだか顔がゆがんでる」「言葉がうまく出てこない」「片腕が動かしづらい」――
その“ちょっと変”は、脳卒中のサインかもしれません。
脳卒中は時間との勝負。すぐに気づいて行動できるかどうかが、後の人生を大きく変えます。
でも実は “本人よりも周りの人” が先に気づくケースがほとんどです。
いざというときに役立つ合言葉「BEFAST(ビーファスト)」をわかりやすく解説します。
「ちょっと変だな?」と思ったら、迷わず行動を
脳卒中は、脳の血管が詰まったり破れたりすることで起こる病気です。
脳梗塞では1分間治療が遅れると、190万の細胞が失われると言われています。
つまり、「早く気づくこと」こそが、後遺症を防ぎ、命を守る最大のポイントです。
そして、脳卒中をいち早く見抜くための合言葉が――「BEFAST(ビーファスト)」です。
「BEFAST」とは?6文字に込められた“脳卒中のサイン”
「BEFAST」は、脳卒中の代表的な症状を英単語の頭文字で覚えるものです。
| 文字 | 意味 | チェックポイント |
|---|---|---|
| B | Balance(バランス) | ふらつき、立てない、まっすぐ歩けない |
| E | Eyes(目) | 片方の視界が見えにくい、物が二重に見える |
| F | Face(顔) | 片側の口角が下がる、顔がゆがむ |
| A | Arm(腕) | 片腕が上がらない、力が入らない |
| S | Speech(言葉) | ろれつが回らない、言葉が出ない |
| T | Time(時間) | すぐに救急車(119)を呼ぶタイミング! |
この6つのサインのうち1つでも当てはまれば、脳卒中の可能性があります。
ためらわず、すぐに119番通報をしてください。
本人よりも「周り」が先に気づくことが多い
脳卒中は、本人が自覚しにくいのが特徴です。
「大丈夫」「少し休めば治る」と思ってしまい、受診が遅れるケースも少なくありません。
だからこそ――そばにいる人の“気づき”が命を救うことがあります。
顔がゆがむ、言葉が変、動きが鈍い。
そんなときは迷わず「BEFAST」を思い出してください。
脳疾患は時間との闘い
脳梗塞、くも膜下出血、脳出血などの脳疾患は、進行すると命に関わるだけでなく、重い後遺症が残るリスクが高まります。
特に脳梗塞は、できるだけ早く治療を開始できるかが、その後の人生を左右します。
「早く行けば助かる」――この事実を、ぜひご家族や友人とも共有してください。
脳卒中は誰にでも起こりうる病気です。
でも、「BEFAST」を知っているかどうかで、助かる命が確実に増えます。
いざというとき、あなたの判断と行動が、誰かの人生を守る力になります。
今日から「BEFAST」を、あなたの記憶の中に刻んでください。