京都の西エリアで、地域医療の中核病院として、
皆さまの健やかな暮らしを長期にわたりサポートします。
「住み慣れた京都で心身のケアをしながら、豊かな生活を続けたい」という皆さまの想いを実現するために、シミズ病院グループでは4つの病院と1つのクリニック、2つの介護老人保健施設、2つの特別養護老人ホームに加え、27の在宅介護サービス事業所が連携するネットワークを整えています。
急性期から在宅ケアまで一貫した医療・介護で地域を支えます。
機能別の病床(超急性期、急性期、回復期、慢性期)と幅広い在宅支援体制を併せ、急性期から在宅復帰・介護までも含めた医療・介護サービスを提供しています。
■病院(二次救急医療機関)
- シミズ病院
- 洛西シミズ病院
- 洛西ニュータウン病院
- 亀岡シミズ病院
■クリニック
- シミズ四条大宮クリニック
■介護老人保健施設
- シミズひまわりの里
- シミズふないの里
■特別養護老人ホーム
- アイリス福祉会
- 清和会みわ
■在宅介護サービス
- 通所リハビリテーション
- 訪問リハビリテーション
- 通所介護(デイサービス)
- 訪問看護・介護
- 指定居宅介護支援事業所
- 地域包括支援センター
- 地域密着型サービス
もし病気になったら…
シミズ病院グループネットワーク連携モデル
- 発症
-
例えば、自宅で脳卒中を発症
シミズ病院グループは京都市と亀岡市の二次救急医療(主に救急車により搬送され入院が必要なけがや病気を対象とした救急医療)に対応する救急指定病院です。24時間365日体制で救急患者の受け入れを行っています。
【救急患者の受け入れをしている病院】
シミズ病院、洛西シミズ病院、洛西ニュータウン病院、亀岡シミズ病院
- 急性期
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シミズ病院に緊急搬送・入院
「急性期」とは、病気になりはじめた時期をいいます。病気やけがによる症状が急激に現れるため、症状に応じて検査や処置が必要となり、手術を行うこともあります。これらの対応を24時間体制で行います。
【急性期病院】
シミズ病院、洛西シミズ病院、洛西ニュータウン病院、亀岡シミズ病院
2週間
- 回復期
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在宅復帰支援 -
リハビリ強化
病状が落ち着いて、リハビリなどで身体の機能を回復させる時期を「回復期」といいます。在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行います。
【回復期~在宅復帰支援病院、介護老人保健施設】
洛西シミズ病院、洛西ニュータウン病院、亀岡シミズ病院、シミズひまわりの里、シミズふないの里
3〜6ヶ月
- 慢性期
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病状の安定した方が、長期間入院する病床を慢性期病床といいます。
【慢性期病床】
洛西ニュータウン病院、亀岡シミズ病院
- 在宅支援
-
シミズ病院グループは、「ご自宅で暮らしたい」をサポートする在宅サービスも充実しています。
介護施設紹介へ
地域医療連携室
シミズ病院グループの各病院に「地域医療連携室」を設置しています。地域医療連携室では、地域の医療機関や福祉・介護関係機関や行政などと連携し、患者さまがより良い医療を受け、社会保障制度などを利用して生活環境を整え、安心して治療・療養できるようにさまざまな角度から支援を行っています。
また、地域の医療機関からの紹介受診予約の調整も行っています。
例えばこんな悩みや不安は
地域医療連携室にご相談ください
- 退院後もリハビリを続けたいが、どのような方法があるのか?
- 治療が終わったので退院の話が出ているが介護が必要な状態
- 自宅は段差が多くて心配なので、住宅改修をしたい
- 入院中、家にいる家族のことが心配。何かよい方法はあるのか?
- 自宅への退院が難しそう
- 入院費の支払いに不安がある
- 施設や病院を利用したいが、どのようにしたらよいか分からない
- 自宅退院後、今まで利用していた在宅でのサービスを再開したい
- 若くして後遺症の残る状態となってしまった
- 障害年金があると聞いたが、どのような流れで受給できるのか?
紹介患者予約の流れ
シミズ病院グループの在宅サービス
「いつまでも住み慣れた家で暮らしたい」をサポートするために、シミズ病院グループではご自宅を訪問するサービスや施設に通うサービス、他にもさまざまな在宅サービスを充実させています。退院(所)後の在宅生活への不安、一人暮らしや高齢世帯での不安などございましたら、ぜひシミズ病院グループにご相談ください。
訪問サービス
訪問看護
看護師がご自宅に訪問し、在宅生活に必要な看護を提供します。24時間の緊急訪問体制を整えていますので、安心して在宅生活をお過ごしいただけます。訪問看護では、介護保険(介護認定のお持ちの方)と医療保険(難病や終末期の方など)がご利用いただけます。介護保険はケアマネジャーに、医療保険は主治医にご相談ください。
利用される方のイメージ
- 寝たきりなどで便が出ない方に排便のお手伝いや床ずれができた方の処置を行います。
- 物忘れなどで薬が上手に飲めない方に、飲み忘れないように薬のセットや指導をします。
- 管で栄養や排尿をされている方の管の管理、点滴や在宅酸素などの医療管理を行います。
- がんなどの終末期の方に、ご本人やご家族とともに緩和や看取りのお手伝いを行います。
これ以外にも、入浴のお手伝いやリハビリなどもできますので、まずはご相談ください。
訪問介護
ヘルパー(介護福祉士など)がご自宅を訪問し、オムツ交換や入浴(清拭)などの直接身体にふれる介助や、ご本人やご家族ができない家事をお手伝いします。今できることが継続できるように、自立した生活を支援させていただきます。
利用される方のイメージ
- 入浴・排泄・着替え・食事などの身体介護が必要な方
- 調理・洗濯・掃除・買い物などの生活援助が必要な方
- 認知症などにより一人で通院や買い物が難しくサポートが必要な方
訪問リハビリテーション
リハビリの専門職員(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)がご自宅に訪問し、心身機能の維持・回復や日常生活の自立を目指したリハビリテーション、手すりや段差解消など住まいの環境の改善の検討、利用者も介護者にも負担の少ない介護方法を指導します。在宅生活を安心して続けてもらえるお手伝いをします。
利用される方のイメージ
- 脳卒中などで重度の麻痺があり、今の身体機能を維持したい方
- リハビリを受けたいが寝たきりのため通院や通いのサービスの利用が難しい方
- 「家のお風呂に入りたい」など自宅でしかできないリハビリが必要な方
通所サービス
通所介護(デイサービス)
送迎車でご自宅への送迎を行い、食事や入浴など日常生活上の援助や機能訓練、健康状態の確認を行います。また、他の利用者さまとの交流やレクリエーションを通じて意欲の向上を図ります。介護を継続する上でのご家族さまの負担軽減に貢献します。
利用される方のイメージ
- 生活意欲を向上させたい方(交流の場、楽しみの場)
- 認知症などで食事や入浴などにサポートが必要な方
- ご自宅での入浴が困難な方
- 介護負担の軽減を図る必要がある方(介護疲れなど)
通所リハビリテーション(デイケア)
送迎車でご自宅への送迎を行い、医療機関や老人保健施設で医師の指示のもと、理学療法士などがリハビリテーションを実施するとともに、ケアスタッフが入浴などの介護を行います。必要に応じて、個別や集団でリハビリテーションを行うなど、リハビリテーションを中心としたサービスです。
利用される方のイメージ
- 退院後も引き続きリハビリテーションの継続が必要な方
- 脳卒中、パーキンソン病、リウマチなどで衰えた身体機能を維持・向上させたい方
- 日常生活のできることを増やしたい方
- 食事が上手く呑み込めない、口の機能が低下している方
地域密着型支援
小規模多機能型居宅介護
施設からのご自宅へ送迎する「通い」のサービスを中心として、自宅への「訪問」、施設での「泊まり」、介護支援専門員による「ケアプランの作成」の4つのサービスを1つの施設で行うことができます。顔なじみの職員が介護することで利用者さまの混乱が少なく、介護支援専門員(ケアマネジャー)も配置しているので、急な利用者さまの状態の変化、ご家族さまの状況変化によるサービスの変更が速やかに行えます。24時間365日営業で、夜間は電話対応になります。必要に応じて緊急訪問も行います。
利用される方のイメージ
- 認知症などで、施設の場所や対応する事業所が複数だと混乱される方
- 訪問や泊りなど臨機応変な対応が必要な方
- 一人暮らしの認知症の方で、急な対応が必要になる方
グループホーム
認知症の方が共同生活を送るための事業所(利用者さまの家)です。利用者さまの状態に応じて、料理や掃除といった役割を担っていただき、持っている能力を最大限に活かすことで、認知症の進行を遅らせ、楽しく日常生活を過ごしてもらうことを目的にしています。ご自宅の家具をグループホームの居室でお使いいただくこともできます。季節を感じ、社会交流を保ちながら日々を重ねていけるように、「今できることを楽しめる」お手伝いをしています。
利用される方のイメージ
- 事業所と同じ市町村に在住(住所がある)で、要支援2より重度の介護認定がある認知症の方
- 認知症でご自宅での暮らしが難しくなり、家での介護に近い環境で生活されたい方
在宅支援
居宅介護支援事業所
介護支援専門員(ケアマネジャー)が、住み慣れたご自宅で暮らすために必要となるさまざまな介護サービスを調整します。ご家族の思いを含め、どうすれば利用者さまの希望する自立した生活ができるかを一緒に考え、主治医や介護サービス事業所などと話し合い、居宅サービス計画(ケアプラン)を作成します。介護認定の要介護1~5の利用者さまが対象となります。
利用される方のイメージ
- 物忘れ、身体機能の低下等で日常生活に支障がある方
- 退院後の生活に不安がある方
地域包括支援センター
保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)を配置し、高齢者のあらゆる相談の窓口(総合相談窓口)として設置されています。この他にも、虐待や認知症などで判断能力が低下した高齢者の支援を行っています。また、地域の活動として介護予防の取り組みや、地域と医療や介護の関係機関との連携を図っています。要支援認定の利用者さまの介護予防ケアマネジメントを行い、介護予防サービス計画を作成しサービスの調整などを行っています。
利用される方のイメージ
- 家での暮らしに支障があり不安がある方
- 判断能力の低下により金銭管理ができなくなった(訪問販売の業者がよく出入りするようになったなど)
よくあるご質問
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地域医療連携室は誰でも利用することができますか?
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はい。患者さまやご家族、地域住民の皆さまなど、どなたでもご利用いただくことができます。お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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退院後の入所施設を紹介してもらうことはできますか?
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入院当初から地域医療連携室の看護師・社会福祉士が支援を始め、退院後も安心して生活ができるように関連職種と情報共有を行い、療養環境を調整します。もちろん、入所施設のご紹介から手続きまでを支援させていただきます。
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退院後にリハビリをしたいのですが、どのような方法がありますか?
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医療リハビリテーションの継続が必要な患者さまには、病院に通院しながらのリハビリテーションを行っていただきます。また、介護保険でのリハビリテーション(通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなど)のご利用も検討いただけます。介護保険のケアマネジャーとも連携し、一緒に調整します。
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在宅サービスではどの保険が適用になりますか?
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訪問診療や往診では医療保険が使用できます。介護保険で受けられる在宅介護にはさまざまなサービスがあります。どのようなサービスをお受けいただくことが最善かも、地域医療連携室の職員が一緒に考えさせていただきます。
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地域包括ケア病棟とはなんですか?
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一般病棟で病状が安定した患者さまの、在宅や介護施設への復帰支援に向けた病棟です。
在宅での療養に不安がある患者さまや、もう少しの入院治療やリハビリで在宅復帰や社会復帰できる患者さまの経過観察やリハビリテーションを行い、自宅や施設での生活の準備をしていただきます。
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療養病棟とはなんですか?
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療養病棟は、急性期医療の治療を終えて症状が安定しても、引き続き医療の必要度が高く、通院が困難なために病院での療養が継続的に必要だと判断された患者さまを対象にご利用いただいている病棟です。
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障害者病棟とは何ですか?
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疾病などで寝たきりや肢体不自由となった方、重度の障害や意識障害などの後遺症がある方、神経難病の方などを対象に、治療・看護・リハビリテーションを行う病棟です。