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医療法人清仁会 洛西シミズ病院
副院長
回復期リハビリテーションセンター長

齋藤 淳

医学博士
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本義肢装具学会義肢装具専門医
日本骨粗鬆症学会認定医
日本認知症学会専門医・指導医
日本臨床神経生理学会 筋電図・神経伝導分野専門医
日本臨床神経生理学会 脳波分野専門医
日本温泉気候物理学医学会専門医
日本旅行医学会認定医
渡航医学会認定医療職
日本心臓リハビリテーション学会指導士
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会指導士
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
難病指定医、義肢装具等適合判定医師
身体障害者福祉法第15条指定医

回復期リハビリテーションセンターは、1300㎡のリハビリテーションエリアを備え、リハビリテーション科常勤医師6名、非常勤医師2名、セラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)約100名にて運営しています。

また、洛西シミズ病院は、日本リハビリテーション医学会および日本認知症学会の教育関連施設に認定されており、リハビリテーション学会ガイドライン等に則りリハビリテーションを行っています。

回復期リハビリテーションセンター所属医師の専門医等の資格

日本リハビリテーション医学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経外科学会専門医、日本認知症学会専門医、日本臨床神経生理学会 筋電図・神経伝導分野専門医、日本臨床神経生理学会 脳波分野専門医、日本心臓リハビリテーション学会指導士、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会指導士、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士、難病指定医、義肢装具等適合判定医師、身体障害者福祉法第15条指定医、日本温泉気候物理医学会専門医、日本旅行医学会認定医、渡航医学会認定医療職

その他の所属学会

日本高次脳機能障害学会、神経難病リハビリテーション研究会、日本がんリハビリテーション研究会、日本腎臓リハビリテーション学会、日本義肢装具学会、日本排尿機能学会、日本ボツリヌス療法学会、日本渡航医学会

関西では類を見ない広さ

充実した設備で早期回復に取り組むリハビリテーションセンター

洛西シミズ病院回復リハビリテーションセンターは2012年9月から運営を開始し、2016年4月に従来の37床から100床の病棟として生まれ変わりました。また、100名を越すリハビリスタッフが在籍しており、土日祝日・年末年始を含む365日、1日最大3時間のリハビリを実施しており、患者さまの1日でも早い社会復帰に向け取り組んでいます。

FLOOR MAP img_feature

多様なリハビリテーション機器

早期の歩行能力の回復を目指す

歩行アシストロボット ウェルウォーク
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脳卒中などにより片麻痺を呈した患者さまの歩行能力の回復を目的に開発された機器です。足の曲げ伸ばし動作を低床トレッドミルやモニターを含むシステム全体でサポートし、リハビリ初期段階からより自然に近い歩容で積極的に歩行練習ができます。

使用実績疾患

・脳血管障害(片麻痺、注意障害) ・脊髄損傷 ・脳性麻痺
・筋萎縮性側索硬化症 ・上肢骨折等

上肢用麻痺改善のための
リハビリテーションに

上肢用ロボット ReoGo®-J

脳卒中などによる上肢麻痺改善のためのリハビリテーションに使用します。モニター画面に映った目印を目標に、麻痺した上肢を乗せたアームを前後・左右・上下に動かし、機能回復を図っていきます。コンピューター管理により、安全に訓練を行いながら、訓練量の確保が可能となります。

使用実績疾患

・脳血管障害(片麻痺、注意障害) ・脊髄損傷 ・脳性麻痺
・筋萎縮性側索硬化症 ・上肢骨折等

日本最大級の16メートルの長さ

免荷歩行装置

日本最大級の16mを有し、その下には15mの平行棒(歩行レーン)があります。症状が重度であったり、意識障害などを呈し起立が不可能な患者さまも、免荷アシストをすることで体が安定し、最大限の力を発揮してリハビリに取り組んでいただくことが可能となります。
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スムーズな在宅復帰を目指す

ADL シミュレーター

高さ・幅が可変式の模擬浴槽・トイレ・台所などを使い、今後生活するであろう患者さま個々の自宅の環境に近い状況で動作訓練を行える装置です。在宅復帰後の生活をイメージしてもらうことが可能です。
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快適なリハビリテーションエリア

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リハビリテーション室

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免荷式歩行分析トレッドミル

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病室(個室)

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言語療法室

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屋上リハビリテーションエリア

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数字で見る 回復期リハビリテーション病棟(2019年度)

回復期リハビリテーション 入院料

回復期リハビリテーション病棟

入院料 1

回復期リハビリテーションは、1日に受けられるリハビリの単位数・種類、重症患者の割合などによって、6段階の病棟基準に分けられます。
洛西シミズ病院は、最も高い病棟基準となる「回復期リハビリテーション病棟入院料1」を満たしており、質の高いリハビリプログラムを患者さまとそのご家族に提供しています。

回復期リハビリテーション病棟基準を見る

リハ単位数

7.94 単位
全国平均6.4単位
リハ単位数

リハビリテーションを20分間行った場合、1単位と計算されます。洛西シミズ病院では、1日約160分のリハビリテーションを受けられます。

1日の上限は9単位(180分)です。

回復期リハビリに
関わる職種

9 職種
回復期リハビリに関わる職種

医師、看護師、理学療法士、 作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャ ルワーカー、歯科衛生士。9 つの分野の専門家が質の高いチーム医療を展開します。

1床あたりの
リハビリスタッフ数

1.2:1
1床あたりのリハビリスタッフ数

患者さま1.2 人に対して1名のリハビリスタッフを配置し、サポート体制を築いています。

在宅復帰率

89.61 %
全国平均79.4%
在宅復帰率

より多くの患者さまが在宅での生活を取り戻しています。

実績指数

59.02
全国平均41.4
実績指数

実績指数とは、「入院から退院までの間にどれだけADL(日常生活動作)が改善したか」「在院日数が何日なのか」という点に着目し、これらを規定の式に入れることで算出されます。実績数値が高い病院ほど、より短期間で効果の高いリハビリテーションを提供する病院であると言えます。

平均在院日数

69.33
全国平均67.4日
平均在院日数

リハ実施日数

365
リハ実施数

回復期リハの患者割合

回復期リハの患者割合 当院
回復期リハの患者割合 全国平均

回復期リハビリテーション病棟での入院生活

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回復期リハビリテーション病棟では、集中的なリハビリテーションを行い、障害の改善を図り、寝たきりを予防し、自宅復帰を目指すことが主な役割とされています。

そのため、入院中から着実に患者さまの「生活の再建」を行い、地域生活につないでいけるよう支援しています。

多職種とチームワークを図り、退院後の生活を視野に入れ患者さまがその人らしく、地域で安心・安全な生活が続けられるように支援を行います。

入院生活の様子

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食事はデイルームで
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洗面は洗面所で
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排泄はトイレで
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日中は普段服に着替え
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定期的に入浴

一日のスケジュール例

6:00

起床

7:00

8:00

朝食

8:40

午前のリハビリ(理学・作業・言語)

  • ※リハビリの合間で看護師と病棟訓練(歩行訓練、起立訓練、排泄訓練、更衣訓練、整容訓練など)
12:00

昼食(食事が自立されていない患者さまは言語聴覚士による食事介助)

13:00

午後のリハビリ(理学・作業・言語)

  • ※リハビリの合間で看護師と病棟訓練(歩行訓練、起立訓練、排泄訓練、更衣訓練、整容訓練など)
17:30

夕食

21:00

消灯

  • ※患者さま一人に対して、1日約2時間半~3時間のリハビリを365日実施
  • ※月1回程度の頻度で家族面談(患者さま、ご家族、医師、看護師、社会福祉士、担当リハビリスタッフ)
  • ※週2回入浴(一般浴、シャワー浴、ミスト浴)
  • ※月1回程度でレクリエーション実施(現在はコロナの影響で中止)

患者さまとご家族を加えたチーム医療体制を形成

洛西シミズ病院回復期リハビリテーション病棟は、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー・歯科医師・歯科衛生士などさまざまな専門職で構成し、患者さまに質の高い医療の提供を目指しています。

入棟後から患者さま一人ひとりに合った治療プログラムを作成し、多職種で定期的なカンファレンスや状況に応じてミーティング、家族面談など情報共有を積極的に行い、早期の機能改善・能力向上・社会復帰をサポートしています。
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よくあるご質問

回復期リハビリテーションセンターには、どのような患者が入院(転院)できますか?

以下の表にあるような疾患の患者さまで、回復期リハビリ治療が必要な期間だけ入院できます(必要な期間は医師が決定します)。当てはまらない患者さまは、一度洛西シミズ病院地域医療連携室へお問い合わせください。(TEL:075-331-8707)

対象疾患

疾患 回復期リハビリ治療が必要な期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症の発症または手術後、または義肢装着訓練を要する状態 1〜150日
高次脳機能障害をともなった重症脳血管障害、重度の頚髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷 1〜180日
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節または膝関節の骨折の発症または手術後、もしくは膝関節の骨折、または2肢以上の多発骨折の発症後、または手術後 1〜90日
外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 1〜90日
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節の神経、筋または靭帯損傷 1〜60日
股関節、または膝関節の置換術後の状態 1〜90日
病棟見学はできますか?

できます。ご希望の方は洛西シミズ病院地域医療連携室にお問い合わせください(TEL:075-331-8707

リハビリをはじめるにあたって用意するものはありますか?

日常生活を目指したリハビリテーションを行いますので、朝夕には寝間着と普段着の着替えを行っていただきます。運動のしやすい服装と、脱ぎ履きのしやすい靴(ひも靴・マジックテープ可・スリッパ禁止)のご準備をお願いいたします。洗濯については、クリーニング業者に委託することもできますのでご相談ください。また、レンタルセット(タオル・浴衣・日用品)のお申込みも可能です。詳しくは、病棟スタッフステーションまでお問い合わせください。

リハビリにはどんな種類がありますか?

理学療法、作業療法、言語療法があります。理学療法は立つ・座る・歩くなどの基本的な動作の練習を、作業療法は上肢の運動や日常生活動作など応用的な動作練習を、言語療法は読む・書く・聞く・話すなどの言葉の練習や食事での飲み込みの練習などがあります。

リハビリは毎日ありますか?

365日対応で実施しています。

外泊や外出はできますか?

退院に向けた外泊・外出練習を実施しています。

担当リハビリの希望(男・女など)は聞いてもらえますか?

基本的にはこちらで担当療法士を決定させていただきます。やむを得ない事情などございましたらご相談ください。

退院後のリハビリはどうなりますか?

退院時の状態に合わせて通院リハビリや訪問リハビリ、通所リハビリなどをご紹介させていただきます。

救急・急患は24時間365日対応

〒610-1106
京都市西京区大枝沓掛町13-107

診察受付
8:00 〜 12:00
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面会時間
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※ 休診:日祝・年末年始