外科

外来担当医表

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午前診 9:00 ~ 12:00 (担当医)

外科のご紹介

当科では開腹手術とともに、腹腔鏡下手術の適応拡大を行っています。
従来の開腹手術は、確実性の面で腹腔鏡下手術に比べ勝っています。
一方、腹腔鏡下手術は、小さい手術創から、鉗子その他を入れることにより行うため、出血量が少ない、術後の疼痛が少ない、腸管麻痺が早く改善するなどの利点があります。
それぞれの特徴を生かす判断が求められますが、誠心誠意努力を積み重ねていきたいと思います。

救急の消化器疾患への対応にも努めており、消化管の出血に対しては消化器内科と共同で内視鏡的止血術に当たり、胃ろう造設術も多数行っています。
その他、救急医療への対応にも努めています。

主な病気と治療方法

腹腔鏡下手術について

当科では、腹腔内手術を行っています。
腔鏡下手術はそもそも腹部の検査として始まった、お腹を小さく切開し腹腔鏡を入れ、覗いて目で見るという方法です。
1980年代より徐々に治療にも応用されるようになり、腹腔鏡も手術に利用されるようになりました。
当初は婦人科領域で使用され始め、その後は胆のう摘出術、1990年代前後よりさまざまな外科手術に応用されるようになりました。
現在では大腸、胃、食道の手術、肝臓の手術、副腎、腎臓の手術あるいは前立腺の手術にまで腹腔鏡下手術が行われています。


腹腔鏡下手術の利点は、大きな開腹をせず小さな切開創で手術するため傷が小さくなること、開腹術に比べ腸管麻痺が少ない、疼痛が少ない等体の負担が少なくなることがあげられます。一方で手術時間が長くなるデメリットや、医療機器にも限界があり、開腹術に移行せざるを得ないケースもあります。


今後も、腹腔鏡下手術はますます発展していくことと期待されています。当科ではインフォームドコンセントを充分に行い、患者さまに適した治療法を提案してまいります。

施設認定

日本外科学会専門医制度関連施設