消化器内科

外来担当医表

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午前診 9:00 ~ 12:00 本合 泰 本合 泰 沼 圭次朗 本合 泰 池上 貴子 担当医

スタッフのご紹介

  • 本合先生
    医師名 本合 泰 役職 部長 資格・経歴 日本消化器病学会指導医・専門医
    日本超音波学会指導医・専門医
    日本肝臓病学会指導医・専門医
    日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
    医学博士
  • 消化器内科 沼先生1
    医師名 沼 圭次朗 資格・経歴 日本内科学会認定内科医
  • 消化器内科 池上先生2
    医師名 池上 貴子 資格・経歴 日本内科学会認定内科医

消化器内科のご紹介

当科では、2017年4月より内視鏡センターを立ち上げ、設備の充実を図り、緊急対応も含め患者さまのさまざまなニーズに応えていけるよう取り組んでいます。
外来診察は、平日の月曜から土曜まで毎日行っています。上部消化管内視鏡(胃カメラ)は月曜~金曜の午前に、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)については月曜~金曜の午後にしています。ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影、内視鏡を用いて胆管や膵管を造影する検査)は、必要に応じて随時対応しています。

消化器の一般的な検査・治療は当院で行っていますが、特殊な検査や治療は大阪医科大学附属病院または近隣の処置可能な施設へ依頼しています。また、シミズ病院(千代原口)や洛西ニュータウン病院、亀岡シミズ病院はグループ病院でありますので、患者さまの検査データ・病状などを共有でき、円滑かつスピーディーに医療を受けることができます。

主な病気と治療方法

上部消化管

■ヘリコバクター・ピロリ菌検査
ヘリコバクター・ピロリ菌は、慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍、胃癌の原因になると言われています。
ピロリ菌に感染しているかどうかは、呼気テスト、血液検査、尿検査、内視鏡検査などで調べることができます。
ヘリコバクター・ピロリ菌に感染していることが判明した場合、除菌療法を受けていただくことができます。


■胃・十二指腸潰瘍
ピロリ菌・薬剤・ストレス・喫煙・食生活などさまざまな要因から起こる病気です。
主な症状として、嘔気(吐き気)や上腹部痛、出血などがあります。
出血が続くと貧血・血圧低下などを起こすことがあります。
この場合は、内視鏡で出血源を同定し、内視鏡的止血術を行う必要があります。

内視鏡的止血術には、クリップ法や高周波凝固、HSE局注(高張ナトリウム・エピネフリン)、APC(アルゴンプラズマ凝固)などがあり、状況に応じて使い分けています。


■経皮内視鏡的胃ろう造設術(PEG)
経皮内視鏡的胃ろう造設術(PEG)とは、脳出血・脳梗塞などの疾患のために食事がとれなくなった患者さまに、胃の中に直接栄養剤を注入するチューブを挿入する手技です。
腹部CT検査で腹壁と胃壁の間に他臓器がないことを確認した上で、施行しています。


■内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)
内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)とは、内視鏡を使って、病変を特殊なナイフを用いて剥離切開し、切除する方法です。
早期胃癌についてはESDが主流となっています。

下部消化管

■大腸内視鏡検査
腫瘍性病変や炎症性病変化があるかを調べる検査です。
健康診断で便潜血反応が陽性となった方、肛門から出血した方、細い便が出るようになった方、便秘の方などは、大腸内視鏡検査が必要です。
将来的に悪性化する可能性のあるポリープが認められた場合は、内視鏡で切除(コールドポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術)します。
切除後、状況に応じて様子観察のため1泊入院をお願いすることがあります。
下痢や血便を主訴に炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)や感染性腸炎と診断された場合には、病気・病態に応じた治療を行っていきます。


■原因不明の消化管出血(上部・下部消化管内視鏡検査で異常なし)
小腸の精査(カプセル内視鏡検査・小腸内視鏡検査)が必要となりますので、検査が可能な病院に依頼しています。

肝・胆・膵

■肝障害
肝炎ウイルスや免疫異常、薬剤、アルコール、脂肪肝などが原因として考えられます。
血液検査と画像検査で原因を追究し、原因に応じて対応しています。肝炎ウイルスに対しては抗ウイルス薬の進歩が著しいのが現状です。
脂肪肝でも肝硬変や肝臓がんの原因になりうる非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は今後注意が必要な疾患です。


■肝硬変
慢性肝炎が進行すると肝硬変になることがあり、 肝硬変が進むと食道静脈瘤ができることがあります。
肝硬変の患者さまは、無症状でも内視鏡で食道静脈瘤があるかないかの定期検査が必要です。
食道静脈瘤の状態により、内視鏡で処置(内視鏡的静脈瘤結紮術・内視鏡的静脈瘤硬化療法)を行います。
また、肝硬変の経過中に肝細胞癌を合併することがあります。このため、肝硬変の患者さまは無症状であっても、腹部超音波検査・CT検査・MRI検査を用いた定期的検査が必要です。
これらの検査を総合することで、肝細胞癌を早期に発見できます。


■胆道疾患  
胆汁の流れる道(胆道)に結石や腫瘤があると、黄疸(体が黄色くなる)がでます。
胆道・膵疾患の精査であるERCPを行い、内視鏡で黄疸をなくす処置をしたり(内視鏡的胆管ドレナージ術)、内視鏡で胆道にできた石を除去したり(内視鏡的胆管結石除去術)、狭くなった胆道にチューブを留置する(内視鏡的胆道ステント留置術)などの処置を行っています。