外科のご紹介
●消化器外科について
消化器の中で管腔臓器である食道から直腸までの消化管手術においては腹腔鏡を用いた
手術が主要な手術術式となっておりますが、高度進行がんや腹腔内に高度の癒着が存在す
る場合等では開腹手術が選択されたりします。
実質臓器である肝臓、膵臓の手術においては疾患の状態に応じて開腹手術、腹腔鏡下手術、
あるいは開腹と腹腔鏡との併用手術を選択します。
胆石症などの良性消化器疾患は腹腔鏡下手術が基本となっています。
鼠経ヘルニアの治療は腹腔鏡下手術と鼠径部皮膚切開による経皮的手術のどちらにも利点
があり、患者様のご希望に応じて対応しています。
当院では消化器外科の診断・治療はシミズ病院グループの関連病院と連携して治療を行っ
ています。
●乳腺外科について
乳腺疾患は乳腺炎、乳腺症、嚢胞、膿瘍、女性化乳房などの良性疾患もありますが、乳
癌の診断と治療が中心となります。
乳癌の診断は乳腺エコー、マンモグラフィー、乳腺MRIで精査して、針生検で診断を確定
します。治療は乳癌の進行状態から、乳房切除術、乳房部分切除術、局所切除術を選択し
ます。またセンチネルリンパ節生検をしばしば併用します。
当院での乳癌の診断と治療はシミズ病院グループの関連病院と連携して行っています。
●肛門外科について
肛門外科の大部分は内痔核による痔疾の治療が対象となります。内痔核による脱肛や出
血に対する標準的治療は内痔核根治術です。内痔核の正体は直腸肛門粘膜下の静脈瘤です
から、メスやハサミを用いて静脈瘤を切除します。
硬化剤であるジオンを粘膜下に注入して静脈瘤を凝固させる治療法(ALTA療法)は新しい
内痔核治療法で有用ですが、副作用があり適応を選択して用いています。
その他外痔核、痔瘻、肛門周囲膿瘍等も治療しています。
●皮膚表面外科について
外傷の治療のみでなく、皮下腫瘍、皮下脂肪識の炎症性疾患に対する治療も行っていま
す。皮下腫瘍の代表である粉瘤や脂肪腫、その他の腫瘍は始めにエコー検査を行います。
また必要に応じてMRI検査を追加します。切除する場合は創感染を起こさないことと術後
の創瘢痕が目立たなくなるように工夫しています。
特殊な皮下軟部組織の感染症である臀裂部に生じる毛巣洞、臀部に好発する膿皮症は慢性
化や難治性となることのある感染症ですが治療をしています。
消化器の中で管腔臓器である食道から直腸までの消化管手術においては腹腔鏡を用いた
手術が主要な手術術式となっておりますが、高度進行がんや腹腔内に高度の癒着が存在す
る場合等では開腹手術が選択されたりします。
実質臓器である肝臓、膵臓の手術においては疾患の状態に応じて開腹手術、腹腔鏡下手術、
あるいは開腹と腹腔鏡との併用手術を選択します。
胆石症などの良性消化器疾患は腹腔鏡下手術が基本となっています。
鼠経ヘルニアの治療は腹腔鏡下手術と鼠径部皮膚切開による経皮的手術のどちらにも利点
があり、患者様のご希望に応じて対応しています。
当院では消化器外科の診断・治療はシミズ病院グループの関連病院と連携して治療を行っ
ています。
●乳腺外科について
乳腺疾患は乳腺炎、乳腺症、嚢胞、膿瘍、女性化乳房などの良性疾患もありますが、乳
癌の診断と治療が中心となります。
乳癌の診断は乳腺エコー、マンモグラフィー、乳腺MRIで精査して、針生検で診断を確定
します。治療は乳癌の進行状態から、乳房切除術、乳房部分切除術、局所切除術を選択し
ます。またセンチネルリンパ節生検をしばしば併用します。
当院での乳癌の診断と治療はシミズ病院グループの関連病院と連携して行っています。
●肛門外科について
肛門外科の大部分は内痔核による痔疾の治療が対象となります。内痔核による脱肛や出
血に対する標準的治療は内痔核根治術です。内痔核の正体は直腸肛門粘膜下の静脈瘤です
から、メスやハサミを用いて静脈瘤を切除します。
硬化剤であるジオンを粘膜下に注入して静脈瘤を凝固させる治療法(ALTA療法)は新しい
内痔核治療法で有用ですが、副作用があり適応を選択して用いています。
その他外痔核、痔瘻、肛門周囲膿瘍等も治療しています。
●皮膚表面外科について
外傷の治療のみでなく、皮下腫瘍、皮下脂肪識の炎症性疾患に対する治療も行っていま
す。皮下腫瘍の代表である粉瘤や脂肪腫、その他の腫瘍は始めにエコー検査を行います。
また必要に応じてMRI検査を追加します。切除する場合は創感染を起こさないことと術後
の創瘢痕が目立たなくなるように工夫しています。
特殊な皮下軟部組織の感染症である臀裂部に生じる毛巣洞、臀部に好発する膿皮症は慢性
化や難治性となることのある感染症ですが治療をしています。